今日は私が過去に実際、何度か聞かれたことのある
「英語でネイティブと会社で働くのは大変?」
この質問について考えていきたいと思います。
一番正直で、早い私の答えは、
「日本語でネイティブ(日本人)と会社で働いたことないから比べるものがない」
です。というのも私は日本の会社で働いたことがありません。(日本の高校卒業→アメリカの大学卒業→アメリカで就職している今)
ちなみにこれは自慢でもなんでもない、ただの事実です。
しかし、考えてみると確かに自分が非ネイティブなことで、不有利な点はあるかもしれないけど、
今のところ、それで仕事に悪い影響が出てる
とは思えないので、これまでのインターンシップも含めて、4つの会社でアメリカで働いてきた自分の経験をもとにお話ししていきたいと思います。
IT系には非ネイティブの人が多い
私はこれまでたくさんネイティブではない方々と働いてきました。
というのも私自身エンジニアで、アメリカでは非ネイティブのエンジニアがかなり多いです。
それゆえ、実際私はこれまで一度もチーム内で自分以外が
全員ネイティブ
であった経験がありません。
失礼かもしれませんが、自分以外にも文法や発音を間違えるチームメートがいることは、確かにちょっと安心できますね。
もちろん間違い過ぎはだめです!
他の役職でも非ネイティブの方いますが、割合は圧倒的にエンジニアの方が多いと思われます。
何故でしょうか?次にお話しします。
エンジニアは多少英語が間違っても問題なし
例えば、マーケティング用の、お客さんが読む文章、または聞く音声だったら、その英語は完璧でなければなりません。
日本語で考えたとすると、誤字または文法が変な日本語の広告を見ると、きっとその間違いに注目してしまって、広告の本来のメッセージは頭に入ってきませんよね。
ここで今、自分のブログに変な日本語で書いていたらどうしようと緊張してきました。間違っていたら、修正するので教えてください!
しかし、エンジニアの場合は、私たちがお客さんに読んでもらうために文章を書く機会はほとんどないため、英語に対する難易度が低いです。
そういった機会があったとしても、テクニカルライター、マーケティング、またはコピーライターが必ず目を通すはずです。
というかお願いします!
なので、エンジニアの書く文章は基本、内部で読まれるものなので、多少間違っていても許されるので私は英語に関しては気が楽です。
もちろん間違い過ぎはダメだし、いくら内部であっても、特にプレゼンテーションなどの際には注意を払って間違えないように努力はしましょう!
移民の多い州で働いている
もう一つの理由は、私が住んでいたニューヨークとカリフォルニアは移民が多い州という事です。
それもあって大概ネイティブの人も非ネイティブの英語にきっと慣れているので、ちょっと間違っても大らかに受け止めてくれるのではないでしょうか。
中西部どこかの州で、あまり移民が少ないところで留学していた知り合いが、その州のネイティブの人との会話と比べてニューヨークのネイティブの人との会話の方がしやすいっと言っていたのを覚えています。
ですので、移民が少ない州または町で自分のみが非ネイティブの場合は、確かに辛そうなことが想像されます。
非ネイティブでもネイティブを打ち負かせられる先輩達を見ている
最後に、私が非ネイティブでも不有利ではないと思うのは、非ネイティブでもネイティブの人と負けずに議論をする先輩達を見てきているからだと思います。
これを通して、発音や文法が完璧でなくても、素晴らしいコミュニケーション力を身につけることが可能だとわかりました。
もちろん英語で素晴らしいコミュニケーション力を身につけるには結構な英語力が入りますが、重要なのは
「完璧でなくて大丈夫!」
「コミュニケーション能力の高さはは英語力だけからくるものではない!」
ということです。
まとめ エンジニアだから英語力そこまで気にしないけどコミュニケーション力向上の努力はする
エンジニア以外、特にマーケティングなどお客さんに対して文章を書くのも必要な役職で英語圏で就職したい人にはかなりガックリな答えになってしまいましたが、これが私の正直な意見です。
管理職に就いたらまた違ってくるのかもしれませんが、今のところはこんな感じです。
もしかしたら日本語が元々得意な人だったら、
「日本語ならもっと上手く言えるのに、英語ではなかなか大変。」
と思うかもしれませんが、幸いなのか残念なのか、私は日本語が元々苦手だったために、自分の日本語でのコミュニケーション能力と比べたことがなかったですね。
そんなこんなで、日本語でも英語でもコミュニケーション能力向上を心がけます。
以上!