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アメリカで就職するためにアメリカの大学進学をする前に知っておくこと3つ

Posted on 8月 20, 20208月 23, 2020

私はアメリカの大学を卒業して、現在アメリカの企業で働いています。

自分と一緒のようにアメリカで働いている元留学生の友達も多々いますが、卒業後、仕事が見つからなかった、または就労許可証がもらえずに日本に仕方なく帰らなければならなかった留学生の知り合いもいます。

アメリカで働きたいから、アメリカで大学を卒業する事を考えている方が知っておいた方がいい3つのことについてお話ししていきたいと思います。

その1 大学卒業後、仕事を期限までに見つけられないと帰国しなければならない

大学卒業とともに、アメリカで働きたい人はOPTという学生ビザの延長の就労可能な許可証が必要になります。

しかし、留学生はこのOPTの開始期限から90日以内に仕事を見つけられなければ、アメリカから出国しなければいけません。

アメリカでは、日本のように大学4年生になったら全員が一斉に就職活動をすることもないし、授業が減るわけでもありません。

なので、自分から前もって進んで、卒業前までに内定を決めることがかなり大事になってきます。

その2 そもそも内定を取るのがアメリカ人と比べて難しい

これは、ビザのサポートが出来ない、もしくはアメリカ国籍またはグリーンカード保持者である必要があるという理由で、留学生を初めから雇ってくれない会社があるからです。

私の学校のたくさんの卒業生が、ある大手の金融系の会社に内定をもらっていたので、私も応募しようと思ったところ、アメリカ国籍またはグリーンカード保持者である必要があると発覚して、応募できませんでした。

また小さめの会社は就労ビザのサポートはOPTが切れる直前からのみなどと、やはり雇う方からしてもアメリカの人の方が簡単に雇えるので、留学生は雇われるのも難しいです。

その3 学生ビザで、アメリカで働けるのは1年もしくは3年のみ

アメリカで就職先が決まりました!

となってもOPTでアメリカで働けるのは1年間もしくはSTEM専攻だと3年間のみです。

これ以上、長く働きたいとなった場合はH1Bビザという就労ビザをOPTの期限が切れる前に取得する必要があるのですが、申し込みにお金がかかるので、中にはOPTで雇ってくれたけれど、H1Bは応募してくれない会社とかもあるかもしれません。

しかも、これは毎年、抽選で決まるので、会社が応募してくれても獲得できるとは限りません。大学院を卒業した人は抽選に当たりやすい仕組みになっているのですが、大学卒業した人は私が応募した時は当選確率が3分の1だと言われていました。

私はラッキーで1回目から当選出来ましたが、私の知り合いは2回とも落ちてSTEMのOPT延長の間に3回目でやっと当選出来ました。

まとめ

このように留学生としてアメリカ大学からアメリカで就職するのは簡単ではありません。

実際私の知り合いでOPTがもらえなくて帰国した子、就職先が期限以内に見つからず帰った子もいます。

私は幸いにもこのようなハードルを乗り越えて現在アメリカの企業に勤務できていますが、かなり苦労しました。

そして今となっても、就労ビザであるため、様々な不安などがあります。

私はそれでもこの道を選んで良かったと思っていますが、全くもって何も知らないまま始めたので、もしアメリカで就職したいからアメリカの大学に行こうって考えている方の参考になれば嬉しいです。

プロフィール

初めまして。きりんです。アメリカ滞在9年目。アメリカの大学卒業後から現在はエンジニアとして勤めています。

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