思い込みというのは、意識せずに出てくるゆえに厄介だが
自分の思考パターンに少し注目するだけで、減少が可能で
私達は不必要に不満を抱いたりすることなく、もっと穏やかで柔軟な思考を手に入れることができると思う
今朝、私は保険会社に、ある用事で電話をかけた
その保険会社が私が治療を受けた病院に質問があるため、電話をかけたところ
病院側で電話を取ったジェフという名の者は
「私の書類が病院のシステムに存在しないから何もわからない」と言ったそうだ
保険会社の者は、正確に私の名前と電話番号まで伝えたけど、そう言われたということで
私が病院に電話をかけることになった。私がかけると
同様にそのジェフと名乗る人が出てきた
私が状況を説明すると、少し待ってくれと言われ、他の人が電話に出てきた。
その人が私の質問にしっかり答えてくれて、一件落着だったのだが
電話を切ってから、私は何となくイライラしていた
自分の気持ちを辿ってみると、あのジェフと名乗る者に対して不満が残っていた
なんでだろうと自分の気持ちを探ってみると
「あの人は私が電話した時は、自分でわからないから、他の人に電話を変わってもらったのに、保険会社の者が電話した時は、私の書類が存在しないなんて適当に言ってひどい!」
と思っている自分に気付いた
今回私は、この小さな不満を「大したことじゃないから忘れよう」とするのではなく
最近カウンセラーと話していることもあって、私は自分の感情を分析する事にした
まず初めに、私は心の中で自分に聞いてみた
「この出来事は私の気分を悪くする価値があるだろうか?」
答えはノーだった
私の済ませたい用事は完了したし、確かに電話を2本かけなければならなかったことは、ちょっと不便だったが
それでイライラする必要はない
その次に、私は重要な質問を自分に聞いてみた
「そのジェフという者に対して何らかの自分の思い込みがないか?」
答えはイエスだった
私はそのジェフという者が適当に仕事をしたのだと思い込んでいた事に気付いた
ただ単に私の名前の入力ミスをしたかもしれないし、または保険会社の者が私の名前のスペルを間違えて伝えたかもしれない
確率は低いが、病院側のシステムに異常がその際あったかもしれない
そんな色々な理由がある中で、私はなぜか勝手にジェフという者がいい加減な仕事をしたのだと考えていたのだ
思い込みは本当にいいことがない
今回私はとても些細な出来事であるが
私の勝手な思い込みのせいで、少しの間不満な気分になっていた
そして思い込みはこのように自分に不必要なネガティブな感情を与えるだけでなく
時には喧嘩や人間関係を崩すきっかけとなる
思い込みがあって話すと、いいコミュニケーションはなかなか取れない
しかし私達の思考はで無意識のうちに生まれるから、もし思い込みをなくすように努力し始めても
すぐになくすことは出来ない
だから思い込みを少しずつ減らすには
ネガティブな感情を抱いたら、まず自分に思い込みがないか聞いてみること
私はこれで今回助けられた
今回の私の場合はこれ以上何もする必要がない
例えその病院のシステムに問題があったとしても、ジェフという者が仕事サボりな者でも、全く私には関係ないからだ
しかし、もしジェフという者が仮に私の同僚だったら
私は保険会社から電話をした時、何故私の書類が見つけられなかったのかを
感情を出さずに、ただ聞いてみるのがいいだろう
友達にイラついたとしたら、自分にまず思い込みがないか聞いてみよう
そして自分の思い込みに気付いたら、その相手に思い込み抜きで、本人に直接、意思または真実を聞いてみよう
こうすることで不必要にイライラしたり、人間関係に苦労することは少しは減ると思う
以上!