私は社会人になって半年後くらいにミニマリズムという言葉を初めて知りました。
そこから自分なりに色々調べて、今は自分なりのミニマリストです。
まず初めに、ミニマリストとは何か?
「最小限」(ミニマル)を主義とする人、という意味の語。一般的には、余計な者を一切持たずに必要最低限度の持ち物だけ身の回りに置いて生活する人を指すことが多い。
Weblio辞書より
何が「最小限」かは、人それぞれが定義するものだと考えていて、例えば私の場合、物に関しては、自分が一番過ごしやすい生活をするために必要最低限度の持ち物だけを身の回りに置くことを心がけています。
物理的に生きていくために必要最小限の物だけを所持することがミニマリストだとは個人的には考えていません。
また、ミニマリストを追求することはあくまでも自分がより快適な生活を過ごすためのツールにすぎないことを忘れないことが大切です。
というのも、物が多ければ多いほど幸せになるわけではないのと同じで、物が少なければ少ないほど幸せになるわけではないからです。
自分にとっての「ちょうどいい」を見つけて、毎日の変化のなかで調整し続けることがミニマリストだと考えています。
今日はミニマリズムに少し興味があるけど、実際どのような効果が得られるのかわからない方に、私の経験したミニマリズムで無駄を減らせた3つのことについてお話ししていきたいと思います。
1つ目 お金
実はもともと、アメリカ大学在学中に学費払うのが精一杯だったので、好きに使えるお金があまりなく、お金を無駄にしないことを強制的に学びました。
しかし、就職してからこの状況がガラッと変わって、必要なお金の出費の後も、好きに使えるお金があって、最初の数ヶ月は引越しもあって結構お金を使いました。
自分の好みで全部買った家具で揃った家が嬉しくて、もっと色々な飾りとかもしたいなって思っていました。
しかし、ミニマリズムと出会って、「あっ、もう自分これで十分。」って思うようになって、それ以上の家具やデコレーションを買わなくなりました。
気づいたのは、私達は意識をしなければ、消費主義によって常に何かを買う方向にあるということです。
またこれは次のポイントと繋がるのですが、お金は私たちの限られた時間とエネルギーと引き換えに受け取る物なので、お金を無駄にすることは、時間とエネルギーを無駄にするのと一緒です。
これについては「Your Money or Your Life」という本にすごく納得させられました。
2つ目 時間またはエネルギー
物が多ければ多い家ほど、片付けが大変になり、なくし物も増えるので、掃除となくし物を探すための時間とエネルギーがかかります。
もともと私は片付けが苦手というよりは散らかすのが得意なタイプで、子供の頃は常になくし物をしていました。
しかし、アメリカにスーツケース二個で引っ越してきた時から、急に持ち物が減り、お金もなかったことから買い物はあまりしなかった事から、なくし物をほとんどすることがなくなりました。
社会人になって、学生時代と比べ物にならない程たくさん買いものをしている中で、きっと心のどこかでまたこの調子だと、昔の自分に戻るような恐れがして、ミニマリストの本に辿りついたのではないかと思っています。
ミニマリズムに出会ったおかげで、買い物を慎重にする様に社会人として改めてなったので、救われました。
本当に大切で必要な物だけを持つことは、私たちの限られた時間とエネルギーを無駄にせず、自分にとってプラスになる行動に使えることになるのだなと学びました。
3つ目 資源
こちらは最初の二つのポイントを大切にしたら、とにかく無駄遣いが減るので、最低限は地球に優しい生き方ができるようになります。
もちろん、環境問題に重点を置けば、無駄遣いを防ぐだけではなく、他にもプラスチック使用を減らすもしくはできる限り長く使うなど、様々しなくてはいけないことがあります。
しかし、まず日々の暮らしで無駄使いしないことがまず初めの一歩だと私は思うので、私は地球の未来のためにもミニマリストであろうと思っています。
まとめ
以上、私がミニマリズムで無駄を減らせた3つのことでした。
きっとミニマリストという意識がなくても、このようなことを大切にして生きている人はいると思います。
とりあえず、無駄を減らして、自分が本当に好き、楽しいと思えることに時間それからお金を使って人生思いっきり楽しみましょう!