最近この本、「ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方」を読みました
「ヒュッゲ」とは幸福度の一番高い国として知られるデンマークのとても大切な言葉でありコンセプトです
日本語でも英語でも直訳は不可能な言葉なのですが、一番近い言葉だと「心地よさ」「ホッとする感じ」などで表せられると思います
本書ではデンマークで「ヒュッゲ」が文化の中心にある一番の理由はデンマークの冬は非常に寒いし長いことから
デンマークの人々は自然と家で過ごす時間が多いので、それをより心地よくしようとする姿勢から来ていると言います
「ヒュッゲ」はフィーリングなので、何が心地よいのかは人それぞれなのですが
暖かい色の照明やキャンドル、寒い中で暖かい飲み物を飲む、気の知れた親戚と友人とゆっくりと時間を過ごすなど
「ヒュッゲ」は決して豪華でも派手でもない、何気なくシンプルで誰もができることから作り出すことが可能です
北欧にまだ行ったことはありませんが、暖かいオレンジ色の照明の家庭が多いイメージですね
日本では白い色の照明が一般的ではないでしょうか
本書では人々の交流が最も重要な「ヒュッゲ」の要素だと書いてありますが
デンマークの人々は少人数で本当に心を許した親戚と友人と時間を過ごすことに「ヒュッゲ」を感じるようです
アメリカ暮らしが長いためか、私は「人々の交流」と聞いて大勢のパーティーに参加することを想像したのですが、真逆でした
大勢のパーティーがあまり得意でない私はデンマークの交流の仕方の方が良さそうと思いましたが
少人数で深い関係を好む社会は、外部者にとってはかなり入りにくい環境でもあるそうです
デンマークに住んだことも行ったこともないので実際のところはわかりませんが
確かにアメリカは大勢のパーティーが好まれる社会のために誰でも歓迎といったオープンさがあるところは移民や外部者にとって
馴染みやすい環境であるのかなと思いました
私は早速「ヒュッゲ」を取り入れるべく、ここ数週間キャンドルをほぼ毎日灯してみました
キャンドルを手作りしようかどうか考え中なのはさておき。。。(笑)
確かにキャンドルを灯すといい雰囲気が出るので気持ちがいいです
特別な日でも何でもなくても、いい雰囲気をいつでも簡単に味わえることがわかりました
そしてキャンドルを灯して「ヒュッゲ」を感じようとする意識があることは
今に集中する行い、つまり「マインドフルネス」の行いであって、それはセルフケアにも繋がるので素晴らしいなと思いました
さらにコロナ自粛期間中には「ヒュッゲ」が必要ですね
正確に言うと、オーディオブック(聴く本)で聞いたのですが
数年前に発売されて、本屋でよく見かけていて表紙も可愛いく気になっていたので
ちょうど図書館でオーディオブックが借りられて嬉しかったです
北欧に行ってみたくなりました
いつ行けるでしょうか。。。
とにかく旅行がしたいです